【発想の転換】めんどくさいと思ったら成長チャンス【ゲーム開発】

【発想の転換】めんどくさいと思ったら成長チャンス【ゲーム開発】

ゲームに盛り込む機能を考えていて、方向性を決めるためにインターネットで検索することってありますよね。

自分のやりたい動きを実現するための方法として様々な人が既に情報を書いていたりするのですが、中には「これは大変そうだなぁ」と思ってしまうものもあります。

私も結構「うわっめんどくさっ」と正直に思ってしまうのですが、実はこうした「めんどくさそうな機能」ほど成長のチャンスなんですよね。

 

 

めんどくさいと感じるもの

実現したいものがあるのにめんどくさいと感じることは正直あります。

めんどくさいと感じるのは、なんとなく知識としては分かるけど実際にやったことのない作業だったり、実際にやってみた結果手順の多さに辟易したものだったりします。

どちらもその作業をやり切るメリットに注目するとグッド。

 

やったことのない作業

やったことのない作業であれば、これはまさに成長のチャンスで、実際に手を動かしてみる中で学べることがたくさんあります。

どちらかというとめんどくさい気持ちよりも未知のものに対する恐怖が大きいかもしれません。未知のものに挑戦する時にはエネルギーが必要です。動き出すまでに時間がかかるのは人間なら誰しも経験があるはず。これは現状維持バイアスによるものですが、化学で習った活性化エネルギーのグラフのように、変化するには大きなエネルギーが必要になります。

新しいことを始めるとき、自分の中で新しい知識体系を組み上げています。これは変化ですから、なかなか手を付けられないというのは人間が持っている傾向として自然なことです。

活性化エネルギーを思い浮かべるなら、なにか触媒となるものがあると少ないエネルギーで動き出せます。この触媒は、「この未知の作業をやり切ることでゲームがとても遊びやすくなるぞ!」という内的動機付けかもしれませんし、「この未知の作業をやったらおやつのプリンを食べる!」という外的動機付けかもしれません。

どちらの方法を使ったとしても、その作業に挑戦できるのであれば正解です。作業を終わらせた時には未知のものが未知でなくなるのですから、これはあなたが成長した証拠に他なりません。

とりあえずやっちゃうぜ! の精神がゲーム開発に有効である点は以下の記事でも触れています。

 

やったことがあってめんどくささを知っている作業

やったことがあってめんどくさいと思っている場合は、手順を減らして上手にやる方法を考えてみましょう。煩雑な手順を簡単にできるようにするのはまさに効率化の世界のポイントです。

ITの世界では、システムを使ってめんどくさい作業をいかに簡単にするか、という点で価値が生まれます。

時間がかかるものを簡単にできるようになったのであれば、それはまさにあなたが成長した証拠に他なりません。

既に作業の内容を知っているのであれば、ゲーミフィケーションの考え方を使って作業をゲーム化してみるのもひとつの手です。〇〇の作業まで進んだら100点、△△の作業まで進んだら追加で100点、といったようにスコアを可視化してみるのもいいですし、現実世界での報酬と関連付けてもいいと思います。ここまで進んだらプリン、今日中にここまで終わったら一杯飲める、みたいな感じで作業の進捗と結び付けてみましょう。

早く終わらせるほどボーナスが大きくなるようにするとより効果的です。この次の節で触れますが、脳がめんどくささを感じる前に行動してしまうのはとても大切ですからね。

ここで紹介したゲーミフィケーションについては以下の記事もご覧あれ。

 

取り掛かるまでの時間が鍵

めんどくさいと思ったら、ほんの少しの作業だけでもいいので取り掛かってみましょう。全く取り掛かっていない状態で感じる総工数と、少し取り掛かった状態で感じる総工数では後者の方が圧倒的に少なく感じるはずです。

めんどくさい作業のめんどくささを減らすにはスピードが大切です。

先延ばしにすると、感じるめんどくささはどんどん大きくなってしまうのでちょっとだけやってみる、の精神で取り掛かりましょう。そうすればあなたの成長はすぐそこにあります。

私はよく「脳がめんどくささを感じる前にやっちゃう」と表現しているのですが、脳がめんどくささを感じると、作業のめんどくさい部分に注目するようになってしまって、やらない理由を探し始めてしまうんですよね。そうするとどんどん取り掛かるのが億劫になってしまいます。

夏休みの宿題なども、積み残しておくと夏休みの後半で辛い目に合いますよね。「あとでやろう」と後回しにしていると、残された日数に対するタスクの割合がどんどん大きくなってきて、1日にやらなきゃいけない作業量が増えてしまいます。そうするとさらにめんどくささを感じて宿題を開くのが負担になり、宿題自体をやらなくなってしまうことも。もはや宿題をどうやって終わらせるかよりも、どうやって二学期中宿題を提出しないで済むかの言い訳を考えるようになってしまいます。

先延ばしにする方がよりめんどくさくなる、ということを知っているだけでも作業に取り掛かりやすくなってきます。

 

まとめ

めんどくさい作業は成長のチャンス。やりたくない気持ちをいかに小さくできるかが成長の鍵です。

先延ばしするほどやりたくなくなってしまうので、早くやってしまうほど得られる経験値は大きくなるかもしれません。

 

     

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