今だからこそ好き勝手妄想しながら語りたい真女神転生1の世界

今だからこそ好き勝手妄想しながら語りたい真女神転生1の世界

今までにやったゲームで己を語るシリーズ。どうもtodo(@Explorers_todo)でございます。

3DダンジョンRPGとしてのメガテンについては既に好き勝手語ったんだけど、今回は真・女神転生1の世界やストーリーについて好き勝手語ります。

メガテンといえば悪魔が闊歩するダークな世界観がイメージされますが、SFCの真・女神転生の最初は割と日常的なシーンからのスタートでした。

主人公が暮らしているのは吉祥寺。かつては住みたい街ナンバーワンを取り続けていたあの街です。最近は横浜とか恵比寿に負けちゃいましたが、長年のトップであった事実は揺らぎません。

その吉祥寺から物語が始まり、いつの間にか東京が壊滅しているファンキーなゲームが真・女神転生です。

 

始まりは夢から

主人公は吉祥寺に住む少年。イラストを見るに高校生くらい。

物語は彼の見る夢から始まります。夢の中では磔にされた少年と、悪魔に押さえつけられている少年を助けます。

磔にされた少年は「僕は何かを成し遂げるはずだったのに……」と呟き、悪魔に押さえつけられていた少年は「なぜ俺を起こした! せっかくいい夢をみていたのに……」と不満そう。

磔にされた少年はロウヒーロー、もう一人はカオスヒーローです。

早速ネタバレしますが、この2人はルートによっては戦わないといけません。特に印象的なのがカオスヒーロー。倒した後のセリフが「悪い夢……いや、いい夢だった……」となっており、オープニングのセリフと繋がっています。

ああ、彼らの魂はループしてるんだな、と2週目になって気付く仕掛けになっているのです。ロウ、カオスのどちらにも味方しない第三のルートであるニュートラルルートでクリアした後だと、余計に悲しくなります。

彼らを助けると母親に起こされます。

悪魔召喚プログラム

自分の部屋で目覚めた主人公は、PCがファイルを受け取っていることに気付きます。送り主はSTEVENとなっており、悪魔召喚プログラムがダウンロードされました。

主人公はハンドヘルドコンピュータを使っており、その中に悪魔召喚プログラムがインストールされます。ハンドヘルドなので、腕にPCがついているイメージ。今だったらリストバンドにスマホをくっ付けてるイメージが分かりやすいかも。真4だとそのまんまスマホがCOMPになりました。

悪魔召喚なんていうオカルトチックで魔術チックな要素と、コンピュータに代表される現代科学が悪魔合体しているのがメガテンの特徴で、もちろん原作の小説でも悪魔召喚プログラムが出てきます。

魔法陣を用意したり、捧げ物を用意して召喚の儀式を執り行う、なんてめんどくさい手順をプログラミングして機械に実行させることで、お手軽に悪魔を召喚できるようにしたのがこの悪魔召喚プログラムです。

原作だとBASICで組まれてるとか。容量が10MBらしいので、結構なステップ数ですね。もしくは画像リソースで容量を食ってるのかな? 魔法陣の画像とかbmp形式で入ってそう。

Unityを使っているあなたはぜひC#で作ってみて。パブリッシャー名はもちろんSTEVENで。Apple Storeで悪魔召喚プログラムの申請が通ったら東京崩壊のカウントダウンです。

 

吉祥寺のアーケード

家ですら3Dダンジョンなのがメガテンです。

自分の部屋を出ると母親からコーヒー豆を買ってくるようお使いを頼まれます。

家を出ると、2Dマップの吉祥寺が広がります。主人公の家は東急から西に少し歩いて行ったあたり。スタバの裏のビレバンがあるあたりです。今ならアーケードまで行かずとも、正面でコーヒー豆買えますね。

こういう実在の地名を使ったゲームだと、実際の地形と照らし合わせて楽しめるのがいいところ。今ならGoogleMapを使って聖地巡礼ができるので、東京のあたりをチェックして楽しめます。

どうでもいいですが大学時代は吉祥寺でバイトしてたので、メガテンには特別思い入れがあったりします。アーケード街へのお使いとか、顔に出さないけど「ウッヒョー!」なテンションでゲームしてました。

それはさておき、アーケードでコーヒーを買うと、ダイヤ街方面で暴れている男の情報が聞けます。だいたいパルコの西入り口あたりかな。

「近づくな!」と叫ぶ男に話しかけると、男の体が悪魔に変化して幽鬼ガキとなって襲いかかってきます。吉祥寺は物騒ですね。

家に帰るとまたロウヒーロー、カオスヒーローが出てくる夢を見ます。今度は悪魔の生贄に捧げられようとするヒロインを救い出します。

ヒロインの名前を夢の中で決めますが、実は隣の家に住んでいる主人公の幼馴染も同じ名前。すぐ隣にヒロインがいたんだ! なんて思ったのも束の間、幼馴染には彼氏がいました。おおぅなんだこれ。

なお、この夢を見た次の日から悪魔が出現するようになります。

なぜ悪魔が出現するのか

なんでいきなり悪魔が出てくんねん。

メガテニストからすると「よし、今回も始まったな!」という気分になるのですが、多分一般プレイヤー的にはなんでやねんな部分なので簡単に解説を。

先ほど出てきた悪魔召喚プログラムを作ったのはSTEVENという男ですが、彼は離れた場所をつなぐ瞬間移動装置「ターミナルシステム」を開発していました。しかし、実験中の事故によりターミナルが魔界に繋がり、悪魔を呼び寄せてしまったみたいです。

彼はなんとか悪魔を倒したようですが、大怪我をして車椅子で移動しているみたい。悪魔の力をうまく使えれば悪魔に対抗できると考え、悪魔召喚プログラムを作ったそうです。ターミナルが魔界に繋がったことを知った五島という男は、悪魔を呼び出しているみたい。なので、その暴走を抑えるためにいろんな人に悪魔召喚プログラムを送ったようです。

……元凶はSTEVENでした。

悪魔を倒したというのも驚きですが、そこから「悪魔を仲魔にしたらいいんじゃね?」なんて発想になるのもマッドサイエンティスト感があって素敵。

行く先々でメモリやソフトの追加などサポートをしてくれるSTEVENですが、彼なりの罪滅ぼしだったのかも。

それにしても、今だと無差別にメールを送るとかスパムメール扱いになるなぁ。こんな怪しいメールきたら即削除する自信あります。

 

なぜか逮捕される

コーヒー豆を買って帰ると、母親から井之頭公園で事件があったことを聞かされます。

その井之頭公園に行くと、謎のおじいちゃんが現れて「秩序と混沌を天秤に載せ、それをこぼさないようにな」なんて意味深なことを言われます。主人公、高校生なのにこんなことを言われたら困惑するんじゃなかろうか。

厨二病患者なら「クックック、我に世界の行く末を委ねるとは……さすが瞳を持つ者よ」なんて返せるんでしょうが、高校生には無理よ。恥ずかしくなっちゃうもの。

おじいちゃんは「ふむ、試してみるか」と、主人公やロウヒーロー、カオスヒーローを霊体としてどこかのビルに送り込み、そこにいた超人・ドウマンと戦わせてきます。このドウマンは、安倍晴明のライバルとして語られる芦屋道満のこと。闇落ちしたドウマンが魔界から悪魔を呼び寄せているみたい。

なすすべも無く追い返された主人公は井之頭公園に戻り、「今はまだ無理か。力をつけろ」とおじいちゃんに忠告されました。

おじいちゃんにドン引きしつつ家に帰ろうとすると、なんと家の前で警察が張っています。「貴様、<主人公の名前>だな? 逮捕する!」といきなり逮捕されます。いやなんでやねん。どうやら井之頭公園で起きた事件の犯人にされたみたい。

そして病院の牢屋に

連れて行かれたのは警察ではなくなぜか病院でした。病院の牢屋には、夢の中で出会ったロウヒーローが捕らえられていました。このロウヒーローが幼馴染の彼氏。なんとなく複雑な気分です。

牢を開けにきた係員をのして他の牢を見に行くと、なんと車椅子の男・STEVENが捕らえられています。ここでSTEVENから悪魔召喚プログラムを作った経緯を聞きます。

「院長室のオートロックは開けておいた。悪魔となった院長を倒せば病院を出られるだろう」と鍵を開けてくれます。……いやなんでやねん。あんた牢屋に入ってるでしょうが。

病院内のネットワークに侵入して、ドアの鍵を開けたってことですかね。WiFiも無いのにネットワークに侵入するとか、さすがスーパーハカーのSTEVENさんです。

彼の言葉にしたがって院長室に向かうと、「まだ悪魔への改造手術を済ませていないようだな! 大人しく改造を受けろ!」と院長は正体を表し、悪魔・オリアスとして襲いかかってきます。最初に戦う中ボスがオリアス、というのは真・女神転生ストレンジジャーニーにも引き継がれました。

悪魔への改造手術をしているということは、主人公を捕らえた警察官も悪魔にされてしまっていたのかも。少し進むとゾンビコップやらゾンビアーミーやらが出てくるので、五島の指示でやったのかもしれません。

オリアスを倒すと病院から脱出することができます。

 

自宅で鬱イベント

ロウヒーローと現実世界でも出会ったということは、カオスヒーローも現実世界にいるということ。

吉祥寺のアーケードにある不良の溜まり場に行くと、オザワとその配下にボコボコにされるカオスヒーローが。

彼を仲間に加えて自宅に戻ると、なんだか母親の様子がおかしい……。

疑いの目で見ていると、なんと悪魔が正体を表しました。「すぐに母親に合わせてやるぜ! 俺の腹の中でなぁ!」と悪魔のようなセリフを吐きながら襲いかかってきます。

メガテンだと主人公は喋らないのであっさり風味ですが、いきなり日常が壊される鬱イベントです。

悪魔を倒すとIDカードを入手。吉祥寺のエコービルに入るために必要です。家で飼っている犬・パスカルを連れてエコービルに向かいます。

エコービル

エコービルに入ると、なんだか見覚えのある風景。そう、井之頭公園で謎のおじいちゃんに霊体として送り込まれたのがこのエコービルです。

現実でも「吉祥寺エコービル」というビルが本当にありました。今はキラリナになっていますが、メガテンが発売された1992年当時は、吉祥寺駅の南口にあるにも関わらずテナントが入らず休業状態でした。

ゲームでもそれが反映されて、営業されていないためシャッターが閉まっています。

このエコービル、立地が素敵なのに廃ビル同様になっていたことから、幽霊ビルなんて呼ばれたりしてたとか。なんだか都市伝説がたくさんあったみたい。悪魔が住んでいる、なんてのも当時を知る人にとっては「やっぱりね」となるのかも。

入り口でIDカードが必要なのは、おそらく上で研究を行なっている超人・ドウマンが入り口をロックしたため。IDカードで入退室を管理しているところを見ると、ドウマン個人で研究しているのではなく、組織立っての研究であると推測されます。悪魔がIDカードを使っているのもシュールですね。

ビルの上まで登ると、ターミナルを使って儀式をしているドウマンと再び対峙します。マハラギがキツイですが、ロウヒーローとカオスヒーローで破魔矢を投げると1ターンで倒せるはず。

ドウマンを倒すと、ターミナルを使っての転送が可能に。転送先は千駄ヶ谷の研究所です。このターミナルで吉祥寺を旅立ったところで吉祥寺編はおしまいです。

吉祥寺編まとめ

長くなりそうなので一旦ここで筆を置くことに。好き勝手語ると終わらんね。

吉祥寺を旅立つと、新宿、市ヶ谷で思想の対立が生まれて来ます。自由を尊び、悪魔との共存を目指すカオス、秩序を尊び、神による千年王国を実現させようとするロウ。

この2つの思想に巻き込まれながら、主人公は自分の進む道を決めます。

……つくづく日本でしか出せないゲームだな、と感じます。

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