【ゲーム作り】趣味としてゲームを作る効用やメリットについて
趣味としてゲームを作ることのメリットについて考えたので聞いて欲しくてついこんな記事を書いてしまいました。
あなた自身はゴリゴリゲームを作っているかもしれませんが、あなたの友達に「ゲーム作りって楽しいんだぜ!」と伝えるヒントになればと思います。自分がやっていることの楽しさを伝えるのはワクワクしますもんね。
ゲーム作りを趣味にした場合、以下のようなメリットがあります。
- ゲーム作り自体がゲームのように楽しい
- 問題解決能力が高まる
- 友達に自慢できる!
これらの点について考えてみました。共感してもらえるところがあれば嬉しいです。
ゲーム作り自体がゲームのように楽しい
あなた自身、既に感じているかもしれませんが、ゲーム作り自体そのものがゲームを遊んでいる時のように楽しい活動です。
用意された道具(PCやソフト)をうまく駆使してゲーム作りを進めていく中で、時には敵(バグ)にぶつかるかもしれません。そうした敵を倒してゲームを作り上げるのはまさにゲームを進めていく感覚に近いです。
ここにあなた自身の成長も加わるので、RPGを遊んでいるように楽しめます。
きっかけはRPGツクール
個人的な話ですが、ゲーム作りを始めるきっかけとなったのは小学生の頃に友達が持っていたRPGツクールでした。ゲームを自分で作ることができるというのは衝撃的で、しかもその時まさに遊んでいたスーパーファミコンを使ってゲームを作れるなんて、夢のようでした。
友達が使っていたのはRPGツクール2で、私がお小遣いで買えたのはRPGツクール1だったのですが、それでも自分でゲームを作って遊べるのはとても楽しかった思い出があります。
その後はRPGツクール3、RPGツクール2000と順調に進んでいき、しばらくブランクを挟んでUnityにたどり着きました。使うツール自体がどんどんグレードアップしていく様子もRPGのようですね。IT系の会社で働いていた経験も合わさって、自分が作るゲームも少しずつレベルアップしていくのが本当に楽しいんです。
自分が遊びたいゲームを自分で作れる
自分が理想とするゲームに出会うための一番簡単な方法は自分でゲームを作ることです。
空想の中で自分が思い描いていたあの場面を自分が作るゲームとして表現するのは脳汁が溢れるような楽しさを秘めた行為です。
最初はうまく表現できなくて「やっぱやめようかな……」なんて心折れることがあるかもしれません。そうなったら1日寝て、また時間が経つと「もうちょっとやってみようかな」とやる気が出てきます。
難易度の高いゲームを遊んでいる時の感覚に近いかもしれませんね。強い敵キャラと出会って負けて、「はいクソゲー!」とコントローラーを投げ出した後でも、しばらく経つとまたコントローラーを手にするあの感じです。
問題解決能力が高まる
課題を解決していくことで、問題解決能力が高まっていきます。
問題解決能力が高まれば、自然と普段の仕事にも生かせるので、なんと仕事のスキルまで上がってしまうんです。
ゲーム作りで行き合う課題は機能的な制約によるものかもしれませんし、組み上げたロジックで何か不備があったことに起因するかもしれません。
これらの原因を突き止めて問題が発生しないように手段を考えるのはまさに問題解決。
ひとつの問題に対して様々な視点でアプローチする能力も高まります。
IT業界ならトラブルシューティングも仕事のひとつ
IT系の会社で働いたことがあってよかったな、と思うことのひとつは、このトラブルシューティングの手法を学べたことでした。当時は問題を解決するのに必死なのでこんなメリットを感じていたりはしなかったのですが、今考えてみればとても役に立っていると感じます。
トラブルシューティングでは問題の切り分けが大切です。
- そもそも電源が入っていない
- 電源は入っているけどコードが繋がっていない
- LANケーブルが抜けている
- 接触が悪くて認識していない
などなど様々なケースがありますが、こうしたものを特定していく作業が大切だったりします。
ゲーム作りではスクリプト書いて動かしてエラーに出会うことは日常茶飯事。出力されたエラーメッセージをもとに解決していく力が養われていきます。
これは他の業界のお仕事でも使える考え方です。本来ならどうなっているべきか、現状はどうなっているのか、どこを直せば良いのか、といった考え方を使えば問題を解決するまでの時間は短縮できるはずです。
友達に自慢できる!
例えばスマホアプリを作って友達に見せたとします。多くの場合は「すごい!」と褒めてくれます。
普段自分が使っているスマホですが、そのアプリの仕組みまで知っている人はそこまで多くありません。
このアプリを作れるというのは自慢できることなんです。
褒めてもらうと嬉しいからもっとゲーム作りをしたくなって、楽しみながら問題解決能力が高まって、さらに良いゲームを作って多くの人に褒めてもらえて……と良いスパイラルになるんです。
もしかしたら仲間が増えるかも
ここで紹介したようなゲーム作りのメリットを伝えれば、もしかしたらあなたの友達もゲーム作りを始めてくれるかもしれません。
友達と趣味を共有できるのは良いことです。時に助け合い、時に切磋琢磨して、お互いに技術を高めていけますからね。
自分が先にゲーム作りを始めたのに、友達の方がハマっちゃってどんどんゲームをリリースしている、なんてこともあるかもしれません(笑)
それはそれで「負けてたまるか!」とやる気やモチベーションに繋がるので、あなたのゲーム作りも捗るかもしれません。
趣味としてゲームを作ってみる
これらのメリットがあるので、もしまだあなたがゲームを作っていないのなら、趣味としてゲームを作ってみるのもいいと思います。
「仕事にする」とか「お金を稼ぐ」という観点でゲーム作りを始めると中々結果が出なくて辛いこともあるので、楽しめる範囲で続けてみるのが良いと考えています。続けることで自然と技術が高まり、いつの間にか多くの人に遊んでもらえるゲームになっていた、ということもありますからね。
途中で辞めてしまったらそこで終わってしまうので、楽しみながら続けてみましょう。
挑戦を続けていく姿勢は他の分野でも活かせることですから。
ゲーム開発の攻略チャートを作りました!
-
前の記事
【Unity】Village Interiors Kitでいい感じの内装を【アセット感想】 2020.08.28
-
次の記事
ゲーム内の要素(ストーリー、キャラ、操作方法)の見せ場を意識しよう 2020.08.29
コメントを書く