作業ができない日があっても自分を責めなくて良いのです【ゲーム開発】

作業ができない日があっても自分を責めなくて良いのです【ゲーム開発】

「ゲーム作りが大変? しのごの言わずにUnityを開きなさいよオラァン!」と自分を責めてしまうこと、ありませんかね?

普段は会社の仕事が山積みで、自分のゲームの続きを作りたいと思っているにもかかわらず、なかなかUnityの起動までたどり着かずに就寝……なんて日もあるかもしれません。

もしそうであっても、自分を責める必要はありません。

ゲーム作りを続けるのに必要なことは、「自分が楽しむこと」です。

自分を追い詰めながらやっても楽しめませんから、もし作業ができない日があったとしても、それはそれで自分にOKを出してあげましょう。

 

 

義務感になるとやる気は消える

「毎日やらなきゃ……」と義務感に駆られてゲームを作っていても、だんだんとUnityを起動するのが億劫になってしまいます。あ、Unreal Engineを使っているならUEに読み替えてくださいな。

ゲームを作っていくのは技術も大切ではありますが、ゲームを作り続けていく土台となるメンタルの部分も大切です。

歩みを止めない限りは、いつかはゲームの完成というゴールにたどり着きます。なので、続けるために自分のメンタルをコントロールするのも大切です。

会社で仕事をして帰ってきてからゲームを作るとなると、どうしても日によっては疲れてエネルギー切れなんてことが起こり得ます。私も前の会社にいた時は0時代の終電で帰ってから家で勉強を……なんてできませんでしたからね。翌朝9時には出社して会議に出る必要があったりすれば、とにかく早く寝て次の日の作業に備えないといけません。

そんな中で「毎日やらなきゃ」とゲーム作りをしていたら、メンタルがやられていたと思います。終電の時間までやらなきゃいけないことが山積みな時点でメンタルへは悪影響なんですけどね(笑)

毎日続けるのが理想的ではありますが、状況によってはできない日だってあることは社会人である以上仕方のない部分です。

 

甘い言葉

「やらない日があっても自分を責めないで」なんて甘い言葉をささやいてしまうとストイックな人からは怒られそうです。個人で作ったアプリが100万ダウンロード! なんて人だとプライベートをどれだけ犠牲にしたんだろう? と頭が上がらないレベルで努力しているのを聞きます。

ただ、できない日があったとしても、心が折れてゲーム作りが嫌いになるより遥かにマシだと思います。

むしろちゃんとゲーム作りを進められた日は、「よくやった自分!」とめっちゃ褒めてあげてください。

仕事でゲーム作りをしている人も自分を褒めてあげて欲しいですし、趣味でやっているならなおのこと褒めてあげてください。

楽しく続けて、あなたが思い描いたゲームを世の中に送り出してあげましょう。

 

メンタルをいたわる

実際、ゲーム作りを続けていくのはしんどいことが多いです。最初のアプリをリリースするまでは、いくら自分で「アプリを作っています!」と言っていても成果物がないので、周りの人から心ないことを言われてしまうことだってあります。

アプリをリリースしたらしたで暖かいレビューをもらえる反面、心ないレビューをもらうこともしばしば。

こうした中で、1日できない日があったとして「自分はなんて意志が弱いんだ……」とあなたがあなた自身を責める必要なんてあるでしょうか? いえ、ありません(反語)

何をやったとしても責めてくる人はいるので、自分くらいは自分を労るのも大切です。

自分を労ること=改善しない、ではなくて、人格否定をするような言葉を使わないとか、できたことやできていないことを客観的に冷静に分析して、できている部分を認めてあげる、といった意味合いです。

人はできていない部分に注目してしまうことが多いので、それでさらに自分を責めていってしまう傾向にあります。これは人間が持っている特殊能力である「学習」によるもので、できていない部分を改善して自分の生存確率を上げるように働いています。なので自然とできていない部分に注目しやすくなっています。

改善しようとするのはとても良いことですが、そこに感情を入れてしまうと自分を責める方向に思考が傾いていきがちなので、なるべく冷静に分析するようにしたいところです。

 

作業は長い積み重ね

ゲーム作りなど、人から言われてするのではなく自分でやり始めたことを最後までやり通すのはそもそも大変なことです。大変なことに挑んでいるのですから、一気にやってしまおうとせず、メンタルを労わりながら長期的に積み重ねていくことが大切です。

長く続けていくことで最終的には大きな成果に繋がります。

人間の強みとして習慣化して継続していく点があります。毎日やるのが理想ではありますが、2日に1回でも、あるいは週1回であっても、途中で止めることなく続けていれば積み重ねたものが大きくなっていきます。

続けるためには、作業を止めてしまう原因を減らしていくのがベスト。

作業を止めちゃう原因は

  • モチベーションの低下
  • メンタルの不調

だったりします。このうちメンタルの不調に関しては自分で自分を責めたりせずに、むしろやったことを褒めていくようにすることである程度コントロールすることができます。

技術的なことを学びつつ、自分のメンタルをコントロールしていくのも続けるためには大切ですね。健全な開発は健全な精神(と肉体)によって成し遂げられるのです。

 

     

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