ボクセルアートで武蔵小金井駅を作ったので見ておくれ!【MagicaVoxel】
ちょっと前にボクセルアートで武蔵小金井駅を作ってみました。
せっかくなので公開しようと思ってドヤ顔でこのページを書いています。
東京にいないと「武蔵小金井駅ってどこやねん!」となるくらマニアックな記事なので、寝っ転がりながら気楽な気持ちで写真だけ眺めてもらえれば嬉しいです。
ボクセルアートって?
ボクセルアートをご存知ない? そんなまさか!
……というのは冗談です(笑)
ボクセルアートとはピクセルの表現を立体的にしたもので、ドット絵の立体版みたいな感じです。例えばこんな感じ。ドットの代わりになるボクセルという小さな立方体を組み合わせて作っていきます。
レトロな雰囲気のゲームのような表現ができるので、一部界隈で盛り上がっています。Unityというゲームエンジンを使ってゲームを作る際にもこのボクセルアートのモデルを使うことができます。実際にアプリとしても出してみました。サイドバー(スマホだと記事の下の方)にある『空とにゃんこと風船と』というゲームです。
ボクセルアートのツールとしてはMagicaVoxelが無料で使えて便利です。以下のページで紹介しているのでよかったら使ってみてください。
武蔵小金井駅を作ってみた
だいぶ前ですが武蔵小金井駅周辺に住んでいたことがありました。私が引っ越した当初は開かずの踏切として有名で、なかなか線路を横断できない駅でした。今は高架になったので踏切もなくなって、北口と南口の行き来もしやすくなりましたね。
そんな今の武蔵小金井の姿をボクセルアートとして表現したいとふと思い立ち、作ったのが以下のものです。武蔵小金井駅で降りたことがない人だとイメージが湧かないかもしれないので、Googleのストリートビューなどで見ていただけると「おっここ、こういう風に作ったんだ!」みたいに楽しめると思います。
北口はちょうど駅のあたりを作ってあって、ドンキホーテとか西友の方から眺めているイメージです。
こっちは南口から駅の建物を見ているイメージです。バスのロータリーがあるので、左下あたりにうっすらと「バス停」の文字があります。のヮの……じゃなくてnonowaのあたりにあるスタバも作ってあります。
南口のロータリーを引きで見た様子。実際にバスに乗っているとこのアングルで見ることは少ないのですが、広い感じを表現してみました。画面右側にチラッと映っている松屋には会社帰りで遅くなった時にお世話になりました。
南口を地上から眺めたアングルです。左の建物には成城石井や大戸屋、サイゼリヤなどが入っています。中の様子が見えるようにすりガラスのようにしてみましたが、エスカレーターなどは作り込んでいないのがバレバレですね(笑)
南口を引きのアングルから眺めた図。近くで見ると荒い感じもしますが、引きのアングルだと「意外といけてるかも?」と思えます(自画自賛)
画面左側には実際にはイトーヨーカドーがありますが、ここでは入れていません。
似たアングルで夜の武蔵小金井駅を表現してみました。イトーヨーカドーの前にある大きな木が印象だったのでライトで浮かび上がるようにしています。こうしたライティングの機能もあるのがMagicaVoxelのいいところ。
こちらは南口方面を駅の東あたりから眺めています。駅のホームは結構長くて、道路を超えて東側まで伸びているんですよね。
今度は南口から駅の改札に向かうイメージで。細かい部分ですが、駅名のパネルもほんのり光るようにしています。普段意識していませんでしたが、夜になると灯りの数が多いことに気付きます。
もう少し近づいてみました。個人的には地上から見えるホームの照明などがいい感じにできたと思います。夜だとそれっぽい雰囲気が出ていいですね。
建物の内部は照明マシマシで作ってあります。写真だと途切れていますが左側には券売機も作ってあります。
駅のホームから。天井の空いている部分から南口のマンションが見えるのがポイントです。駅のホームも照明マシマシにしてあります。ベンチや駅名表示の看板があるとそれっぽさが出てきます。
ボクセルアートという趣味
ボクセルアートは現実のオブジェクトをいかに簡略化して、その中で特徴を捉えた表現をするかが楽しいポイントです。忠実に表現しようとすると「それもう3Dモデリングソフトでいいよね」というレベルになってしまいますし、そうは言っても荒くしすぎると特徴が消えてしまうので、このバランスを考えるのが楽しかったりします。
アートである以上、現実のコピーではなくていかに「それっぽさ」を出すかも大事だと感じました。
この武蔵小金井駅を作っていた時期は時間に余裕のあるタイミングだったのですが、面白いように時間が吹き飛んでいったので、こだわりすぎるのも考えものですね(笑) 楽しいとついつい時間を忘れてしまいます。
まとめ
ゲーム開発者がゲーム作り以外のところで全力で楽しんでいるところをお伝えするのもなーと思いましたが、何かを楽しんでいる姿はきっとあなたの心にエールを送ることができる! と思ってこのページをまとめてみました。
作ったものについてどんどん伝えたくなるこの気持ちは、ぜひあなたの作品でも味わってみてください。
おまけ
個人的に良くできたなーと思うのがボクセルアートで作ったニキシー管。シュタゲをやったことがあれば数字にニヤリとできるはず。
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