【ゲーム開発】ゲーム開発者こそ体を動かしてアイディアを出すべき

【ゲーム開発】ゲーム開発者こそ体を動かしてアイディアを出すべき

筋トレをしましょう。筋肉が全てを解決してくれます。

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冗談はさておき、ゲーム開発をしていると忘れがちなのが体を動かすこと。ゲーム開発はPCやらMacやらの前に座ってうんうん唸りながらやっていることも多いですが、血の巡りを改善することでアイディアが出てきやすくなりますし、エラーに出逢ったとしても解決までの時間が早くなります。

 

 

偉人たちは散歩がお好き

多分あなたも聞いたことがあると思いますが、偉人たちは結構散歩が好きなんです。

「神は死んだ」でおなじみの哲学者・フリードリヒ・ニーチェは散歩が大好きでした。彼は滞在先で散歩することを心がけていて、歩きながら思索を巡らせたそうです。

iPhoneでおなじみのスティーブ・ジョブズも散歩が大好きでした。散歩しながらミーティングすることもあり、体を動かしている時に創造的な思考が働くことをよく知っていたのだと思います。

Facebookのマーク・ザッカーバーグも散歩ミーティングをしていることで知られています。

挙げていけばキリがないほど、散歩をしている偉人は多いのです。IT系の超巨大企業のトップが散歩をしていたと考えると、なんだか親近感湧きませんか?

 

研究もされている

2014年に行われたスタンフォード大学の研究では、座っている人に比べて歩いた人の方が創造的な思考において平均で60%の向上が見られたそうです。

60%って結構大きな数字じゃないですかね?

創造性に1.6倍のバフが掛かってるんですよ。めっちゃアイディアが湧いてきそうな気がします。

※バフ……ゲームでよく使われる用語で、プレイヤーに有利なステータス変化のこと。ドラクエだったらバイキルトやスクルト、FFだったらプロテス、シェル、ヘイストあたり、メガテンならタルカジャやマカカジャをイメージしてください。

外を歩いているだけではなく、室内でランニングマシーンに乗って歩いている時にもこの創造的な思考の向上が見られたそうなので、外を散歩することだけにこだわらなくとも良いようです。

 

作業時間が取られる恐怖

これはみんな感じるんじゃないかな。早くゲームを完成させたい! という気持ちが先行して、ゲーム開発以外の時間をとことん削ってしまうのは開発者あるあるだと思います。

ここは残り時間との兼ね合いを考えてリソースを振り分けるべきですね。

今日はあと1時間しか作業をしない、ということであれば散歩をするのは躊躇われるでしょうし、このあと8時間作業をします、なら先に散歩しちゃってバフをかけておいた方が仕事が進むかもしれません。

例えば1時間の創造性が10だとします。仮に15分の散歩で創造性が1.6倍になるとしましょう。

このあと1時間だけ作業時間があるなら、10 * 3 /4 * 1.6 = 12、8時間作業するなら12 + 10 * 7 * 1.6 = 124となります。

散歩なし 散歩あり
1時間の作業 10 12
8時間の作業 80 124

散歩の効果の継続ターン数……じゃなくて継続時間を考えていないのでかなり単純化してしまいましたが、散歩した方が創造性が高くなりそうですね。なんなら上司や同僚にこの表を見せて「一緒にコンビニいきましょう」ぐらいのノリで連れ出した方がお互いの創造性が上がりそうです。

元の研究でも触れられていますが一応注意点を補足しておくと、めっちゃ集中して考えるべき課題などは座っていた方が成績が良いそうです。何かをまとめあげる作業などは座って、ヒントが欲しい時には思考が広がるように歩いて、と使い分けは大切です。

 

スクワットもいいのでは?

ここからは独自研究なので聞き流して(見流して)もらってもいいのですが、雨の日とかに散歩するのってキツくないですかね?

室内でランニングマシーンを使うのもオッケー、なんて書きましたが、自宅にランニングマシーン(トレッドミル)がある人はどれだけいることやら……。うち? もちろん持ってないです。

なので「血流を改善する」という観点から、スペースが必要なく、お手軽にできる運動のスクワットで代用するのもアリだと思います。自重のスクワットなら道具もいらないのでその場でできます。

ダンベルなどを持っているならそれを抱えてスクワットするのもおすすめです。大学時代に自宅に筋トレ器具を完備している後輩がいたので色々と教えてもらいましたが、重いものを持ってスクワットするだけでも結構いい感じの負荷になります。

私の場合はスクワットする=バフがかかる、という条件反射めいた自己暗示があるので、スクワットしたあとはめっちゃ作業が進みます。

散歩に行けなかった罪悪感も解消されるので、スクワットはおすすめです。

会社でスクワットしていると変な目で見られるかもしれないので、朝出かける前にやっておくといいかもしれません。スーツでスクワットすると破ける心配もありますからね。

 

健康にも良い

全身の血流が改善されるのは健康にも良い効果があります。ゲーム開発者は目の前のプロジェクトに全力投球しがちですが、継続的に長く戦うことも大切です。

ひとつのプロジェクトが終わったら振り返って改善点を探し、それを次のプロジェクトに活かして開発をして……と成長のスパイラルを登っていかなければならないので、長く続けられる体は大事な資本です。

軽い運動によって健康に良い効果が期待できるなら、どんどん取り入れるべきだと思います。

 

まとめ

筋トレをしましょう。筋肉が全てを解決してくれます。そう、ゲーム開発者に今一番必要なのは筋肉なのです。

筋トレでなくても、散歩するだけでもいいのであなたの頭にバフをかけましょう。きっと素敵なゲームを作れるようになります。

 

     

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