【Unity】RPG Maker Uniteの第2弾の情報が出たので喜びを噛み締める

【Unity】RPG Maker Uniteの第2弾の情報が出たので喜びを噛み締める

Unity上で動くRPGツクールこと『RPG Maker Unite』の第2弾の情報が出たので、嬉しさを噛み締めつつ自分の理解のために情報をまとめたいと思います。実はこの記事を書いている7/3の夜には既に第4弾の情報まで出ているのですが、順を追ってまとめていきます。流行に惑わされない、これも個人サイトの強みですね(白目)

発売されたらスタートダッシュで日本最速でのリリースを目指したいと思っているので、事前に情報を集めつつ設定類をまとめて準備を進めています。情報こそが一番の武器ですね。

 

 

RPG Maker Uniteについて

「RPG Maker Unite」はUnity上で動くRPGツクールで、SteamやUnityのアセットストアで購入できるようになる予定だそうです。RPG「ツクール」じゃなくてRPG「Maker」なのは、今後は海外展開を見据えてシリーズ名を海外名の方に統一していくためだそうな。

Steamではストアページが公開されているのでこちらもご覧ください。

 

最初の情報については以下のページでテンション上がりつつまとめているのでこちらもご覧ください。

 

第2弾の情報

第2弾の情報公開では「アウトラインエディタ」が発表されました。

上記ページ内にも書いてありますが、アウトラインとは概要や概略、要点を表す言葉で、RPGのストーリーの全体的な流れを図形化して表現することができるエディタです。小説を書いたことのある人だとアウトラインエディタは使ったことがあるかもしれません。私はあります。

情報から読み取った範囲だと、

  • ストーリーがどんな順番で進んでいくか
  • この場面で使うマップはなにか
  • この場面のメモ情報

などをエディタの中で見通せるようになるので、ゲーム作成の進捗が分かりやすくなりそうですね。

私は昔は作りたいものから作っていく主義だったので、データベース面(キャラクターやアイテム、魔法など)から着手して進めていることがありました。そうするとストーリーなどはまだ頭の中だけにある状態なので、データベースに登録していくデータも想像で作っていくことになります。

「この技はこのボスにめっちゃ効くようにしよう」

「このアイテムはラスダンで手に入る隠し武器だな」

なんて感じで作り始めて、いざ必要なマップを作ったりイベントを作ったりする部分で力尽きていました。今振り返れば、ゲームの全体像が見えない状態で作り出すなんて恐ろしいことですが、紙に全体像を書いたりもしていなかったなーと反省しています。その全体像を見渡すための地図として、このアウトラインエディタが役立ちそうです。全体が見えればどこまで作れているのか分かり、結果としていつ完成するかの予測も立てられます。

昔は作ったゲームを友達に遊んでもらうだけで満足していましたが、今ではたくさんの人に遊んでもらうことを夢見てしまっているので、遊んでもらうための広報計画は非常に大事だと感じています。「作りました! どーん!」だけだとほとんど遊んでもらえないことは痛いほど身にしみているため、事前に情報を出していくのは大事なんですよね。よくよく考えれば友達に遊んでもらう時にも「今こういうの作ってるわ!」と頭出ししていた気がします。リアル厨二時代の方がプロモーション上手かったのでは……?

話が逸れましたが、全体を見渡せるアウトラインを用意しておくと非常にゲームが作りやすくなります。そのツールが『RPG Maker Unite』の中にまとまっていて、Unityのウィンドウ内で完結するのはめっちゃありがたいことです。

より詳しい内容については開発日誌の方にも記載されているのでこちらもぜひ。

 

デフォルトキャラクターの追加も

第2弾ではデフォルトキャラクターの追加発表もありました。前回追加されたのが「ミゲル」と「シャロン」で、今回の追加が「ゴレアノス」と「カヨレ」。デフォルトキャラクターにもちょっとした設定があるのは面白いですね。

キャラクターの画像見て嫌な予感がしていましたが、もし自作する場合は素材作成する箇所が多いかもしれません。最初に作るゲームでは「絶対にデフォルトの素材を使う!」と心に決めているのですが、その後に作るゲームでは自作も視野に入れているので素材作成にかかる時間がめっちゃかかりそうな予感が……(白目) 自作ゲームといえば素材作成、くらいに思ってしまっている私のようなツクラー(死語)にとっては自作部分にたくさん時間が使えてうれしい悲鳴をあげることになりそうです。

余談ですがデフォルトキャラクターの名前といえば、RPGツクール2000を使った時にキャラクター名の頭文字がABCD…になっていたのが印象的でした。アレックス、ブライアン、キャロル、デイジー、などなど、自分で見つけた時には感動した記憶があります。おそらくドキュメントやヘルプに書いてあったり、あるいは誰かが言っていたのでしょうが、そういうのをすっ飛ばして体当たりで作ってた時代ですから、気付いた時には友達にドヤ顔で伝えていました。

次回以降もキャラクターの発表は続くようなので、できればたくさん素材があると嬉しいですね。なんならアセットストアで追加パックなども作っていただければ喜んで飛び付く者がここにおります故何卒。

 

まとめ

第2弾の発表の目玉はアウトラインエディタでした。全体像を先に作れるツールが含まれているのはゲーム作り面でめっちゃありがたいので期待しています。おそらく私はめっちゃ使います。第2弾という比較的早いタイミングで発表されるのがプロジェクトの進行を把握できるようにするツールであることを考えると、これまでゲームの完成を諦めてしまったツクラー(死語)たちがたくさんいることを裏付けているような感覚です。せっかくツールを使う以上、脱落する人が少しでも減ることで、みんなが思い描いていたゲームがちゃんと世に出てくるのが理想ですね。

次回は何が発表されるのか楽しみですね。

……と本当は第2弾が発表されたタイミングで書きたかったのですが、冒頭にもお伝えした通りこれを書いているのは第4弾まで発表されている7月冒頭ですすみませんそこ石投げないで。

第3弾についても自分の理解を深める意味で、別途まとめたいと思います。

 

     

ゲーム開発の攻略チャートを作りました!

CTA-IMAGE

「ゲームを作ってみたいけど、何から手を付けていいか分からない!」


そんなお悩みをお持ちの方向けに、todoがアプリをリリースした経験を中心に、ゲーム作りの手順や考慮すべき点をまとめたe-bookを作成しました。ゲーム作りはそれ自体がゲームのように楽しいプロセスなので、「攻略チャート」と名付けています。


ゲームを作り始めた時にぶつかる壁である「何をしたら良いのか分からない」という悩みを吹き飛ばしましょう!