ロックマン3の良さは音楽のカッコよさと操作性の向上

ロックマン3の良さは音楽のカッコよさと操作性の向上

今までにやったゲームで己を語るシリーズ。どうもtodo(@Explorers_todo)でございます。この記事は元々別ブログで公開していたものを移設・アレンジしています。

シリーズの中でも高難易度と言われるロックマン2の続編、ロックマン3の感想を振り返ります。ロックマン3では個人的に音楽のカッコよさと操作性の向上がステキポイント。

 

 

ロックマン3ではスライディングが導入され、アクションの幅が広がりました。それまでは敵の攻撃を避ける方法がジャンプだけだったのが、スライディングの登場によって「くぐる」という方法も出てきました。その分どっちで避けるか迷うんですけどね!

前作ではアイテム1号、2号と呼ばれていたサポートアイテムがラッシュコイルやラッシュジェットとして生まれ変わり、犬をモチーフにしたキャラクターが登場したのも楽しみが広がるポイントでした。

 

 

タップマンに始まりタップマンに終わる

ロックマン3で真っ先に倒されるボスと言えばタップマンじゃないでしょうかね。それかスネークマン

私の場合はタップ→シャドー→ジェミニ→ニードル→スネーク→スパーク→マグネ→ハードかな。弱点がまるっと一周している訳じゃないので、その辺もそれまでのロックマンとは違う所。

グループA: タップ→シャドー→スパーク→マグネット→ハード→タップ→……

グループB: スネーク→ジェミニ→ニードル→スネーク→……

のように別の輪になっているのが特徴的です。

シャドーブレードが効くボスも多いので、いつも前半に取ってます。前作のロックマン2にあったメタルブレードのような感覚で使えるため、ボスでごり押ししたいときはシャドーブレード。

タップマンの武器、タップスピンはラスボス特効なので、ロックマン3を代表する武器と言っても過言ではありません。くるくる回るだけでラスボスをほぼ一撃で倒せるのにはびっくりしました。最後に戦うワイリーの弱点はいわゆるイロモノ武器であることが多い気がします。

ちなみに、今回のボスたちは自分自身の武器も弱点になっているので、ボスラッシュのときは結構簡単に倒せます。敵を知り、己を知れば百戦危うからず、ですが彼らはワイリーに操られて己自身を見失っていたのですね。ホロリ。

 

武器アイコンが良い感じ

それまでアルファベットで表示していた特殊武器ですが、今作はアイコンが付きました。子供の頃は攻略するのに夢中でよく見ていませんでしたが、3DSでプレイ中によく見てみたら、アイコンがカッコよかったです。

アイコンは一発で「それ」と分かるものだと良いアイコンだと言われています。今作の特殊武器のアイコンはまさにその良いアイコン。

特にサーチスネークのアイコンはイケメンです。

自分でもスマホアプリを作っているからかこうしたアイコンに注目するようになりました。言葉で説明しなくても伝わるのでイメージを伝えやすいんですよね。

 

わんわん初登場

ラッシュが初登場しました。マグネットビーム→アイテム1, 2, 3号の系譜を受け継いで、サポートメカとして登場したラッシュ。最初からラッシュコイルが使えるので、高いところにあるアイテムも取りやすくなりました。

特にラッシュジェットは上下左右どこにでも移動できるとんでもない壊れ性能です。「無理してでも最初はニードル」という考え方もあり。画面内にどこでも行けて、ジャンプしてればエネルギーが減らない、なんてのは流石にこの後の作品ではエラッタが入ることに。ただ下方修正されてもジェット系が便利であることは変わりません。

ラッシュマリン……? いえ、知らない子ですね。そういえばこの後見なくなったような。

それにしても犬を連れて歩いているロックマン……冷静に考えると牧歌的な風景です。

 

実は宇宙が舞台の物語でした

ライト博士とDr.ワイリーが協力して世界平和のために作っている巨大ロボットγ(ガンマ)。その動力源があるのは8つの未知の惑星。しかし動力源を発掘していたロボットたちが各惑星で反乱を起こしたため、それを鎮めるためにロックマンが未知の惑星に向かうのです。

うん、バーチャルコンソールの説明書を読んでみたら、宇宙に旅立ってましたね。

ジェミニマンのステージはあからさまに宇宙でしたが、タップマンなんかはサッカー場みたいな感じ。言われてみれば宇宙……かな?

今回のボスたちは、元は2人の博士が協力して作った工業用、惑星探査用のロボットです。でもやっぱり改心してなかったワイリーが操っちゃうんですよね。もはやこの辺は恒例行事。

 

恐怖のドクロボット

ドクロクイックが特に脅威。ドクロクイックに当たると8ダメージなので、クイックブーメラン(2ダメージ)に当たるべし。「クイックマンに当たるな、クイックブーメランに当たれ」の名言を生み出した張本人です。どうせダメージを受けるなら、いかにそれを最小限に抑えるか。そんなリスク管理の大切さを教えてくれます。

他にもドクロウッドがきつかった思い出。E缶ごり押しもやむなし。

インストールするソフトを切り替えると動作も変化する、なんて、まるでファミコンのようなロボット。ロックマン2で出てきたボスだけがインストールされますが、これは自分で作ったロボットだからデータが残っていたんでしょう。ロックマン1のボスとなるロボットを作ったのはライト博士なので、Dr.ワイリーはデータを持ってなかったってことでしょうかね。

2のボスが出てくるのに、ロックマン自身は3の武器しか持ってないからまた弱点を探していく、という状況もまた粋です。特にドクロクイックはフラッシュが無くなったので動きを止めることができず、自力で28ダメージ分削らないといけないし。E缶が9個まで持てるのは多分このため。(想像)

 

黄色い悪魔、再び

1で多くの子供たちにトラウマを植え付けたイエローデビル。それがまたワイリーステージで会えるとは。なんとも嬉しい……わけないでしょ!

目の位置が固定されたので倒しやすくなったとはいえ、やはりこいつはイエローデビル。あの大縄跳びのプレッシャーは変わりません。スライディングできるようになったのが救いですかね。

多少避けやすくなっただけでも温情かもしれません。E缶を使えるのも救済措置ですし、ロックマン1ほどの恐怖はなく懐かしさを楽しめる……かも。

 

1撃で倒せるラスボス

冒頭にもちょっと書きましたが、タップスピンをうまく当てれば、ぱっと見は巨大ガッツマンにしか見えないあのラスボスを1撃で倒せます。

ラスボスが1撃って……。タップスピン最強伝説。

バブルリードしか効かない前回のラスボスもアレでしたが、今回も割と極端な感じ。そこがまた粋なんですけどね。

Dr.ワイリーはロックマン1でガッツマンを操ってからあのデザインが気に入ったらしく、ロックマン2でもワイリーステージにおいてガッツタンクを繰り出して来ました。ロックマン7でもガッツマンGとして再登場。

 

実は協力プレイができる

実はファミコンの2コンを使って協力プレイできるんですよね。協力プレイというか裏技に近いか。

2コンの右ボタンを押したまま1コンでジャンプすると、ラッシュコイルばりの大ジャンプが可能に。確か穴に落ちてもやられなかったような……?

調べたらまとめてくれている方がいたので上記のサイトをご覧あれ。大ジャンプの他に無敵、スローモーション、ザ・ワールドもあったみたい。

ロックマン11をやってからだと、すでにこの時代からスピードギアの片鱗が見えていたことがわかってニヤリとします。

 

BGMもまた良し

ロックマンと言えばBGMの良さ。今回は特にオープニングが良い感じ。最初ちょっと哀愁漂う感じで入ってからの中盤のロックマンっぽい盛り上がりが素敵です。

タイトル画面のまま音楽を流しっぱにしたこともあったなぁ。その間ロックマンと見つめ合うことになるのでちょっと恥ずかしいのよね。

ステージ曲ならタップマンステージの曲がお気に入り。メタルマン同様、最初に選択するので聞く回数が多いからかもしれません。聞く回数で言えばスネークも。

ジェミニマンステージの若干不気味な感じもいいですね。カエルの卵みたいな敵が配置されていることもあり、気持ち悪さが相乗効果で高まっています。こういうステージの雰囲気を引き立てるBGMっていいよね。

ワイリーステージは後半が特にお気に入り。哀愁を感じさせる曲調がとても良いです。ブルース初登場だから曲にも反映したんですかね。また、この曲からのワイリーボスの流れがいいですね。ラスボス戦は1撃で倒す前に曲を1ループさせるのが私のポリシー。

ブルースはロックマンの前に作られた試作機で、その名の通りテーマ曲が哀愁漂う雰囲気になっています。シャドーマンステージ、マグネットマンステージでは中ボスとしてブルースと戦うのですが、その時に口笛っぽいブルースのテーマが流れます。この時はイントロしか流れずじれったい感じ。エンディングでロングバージョンが聞けます。

なおエンディングではロックマンが走っている間にボス紹介がありますが、先述の時間停止の裏技を使うとロックマンが止まるため、ずっとブルースのテーマ曲を聞くことができるみたい。通常だとフルコーラス分まで聞けないんですよねぇ。

 

現在の入手方法・遊ぶ方法

3DSまたはWii Uを持っているなら、バーチャルコンソールにて購入可能です。ロックマン1、ロックマン2のときも紹介しましたが、1から6のロックマンに挑戦してみたい場合は、ロックマン クラシックス コレクションがおすすめ。

Switchを持っているならロックマン クラシックスコレクションの1+2がいっぱい入っていておすすめです。

 

PS4やXbox Oneなら各種ストアでロックマン クラシックス コレクションを購入可能です。

PS4、Xbox Oneだとオンラインでランキング機能が使えたり。プラットフォームごとの違いはありますが、普段使い慣れてるゲーム機を使うべし。

 

まとめ

ロックマン3の思い出でした。1や2に比べたら難易度が下がったと言われますが、それでもドクロボットはきついです。

もともとロックマンシリーズは3で完結する予定だった、なんて噂もあるように、ロックマン1の要素やロックマン2の要素を詰め込んで集大成感が出てますね。是非とも1からプレイして欲しいところ。

 

     

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